kindle端末を買う時、迷ってしまうことの一つに「容量選び」があります。
kindle端末では、「8GB」と「32GB」の2種類から容量が選べます。選択肢が厳選されているので選びやすくなっていますが、それでもどちらが自分に合っているのか基準を知りたいですよね。
そこで、「kindle端末の容量の選び方」「kindle本1冊あたりの容量の目安」「おすすめの容量」について紹介したいと思います。
目次
kindleの容量の種類
kindle端末には、2種類の容量があります。
「8GBと32GB」です。
そして、kindle端末ごとに、選べる容量が決まっています。
| 端末名 | 容量 |
|---|---|
| 無印kindle | 8GB |
| kindle paperwhite | 8GB・32GB |
| kindle oasis | 8GB・32GB |
ご覧の通り、容量の種類が厳選されています。
kindleが欲しいと考えている人に、余計な選択肢を与えないように既に最適化されているんです。
さらに、ほとんどの場合、容量は8GBで十分です。
さっそく、その理由について述べていきたいと思います。
kindleの容量は8GBがおすすめ！
kindle端末の容量に8GBをおすすめする理由は2つあります。
理由①端末から削除してもクラウドから再ダウンロードできる
kindleストアで購入した電子書籍は、Amazonアカウントに紐づけられたクラウドに保存されます。なんと！このクラウドに容量の制限はありません（※1）。
普段、kindle端末で電子書籍を読むイメージは、「クラウド上にマスターデータがあり、そのコピーを端末にダウンロードして読む」といった感じです。
なので、kindle端末のライブラリーから、読み終わった電子書籍を削除しても、クラウドにマスターデータが残っているので、何度でもコピーしてダウンロードすることができます。
再ダウンロードは、ブラウザを使って、Amazonアカウントにログインした後、「コンテンツと端末の管理」画面で操作してできます。
「コンテンツと端末の管理」画面上から電子書籍データを削除すると、再ダウンロードするには、もう一度購入しなければならなくなります。
削除する際は、「本当にもう読むことはないか」十分考慮してから行いましょう。
※1・・・Amazonで購入した電子書籍のみです。自炊したPDFなどは無料で使える5GBまでです。5GB以上のデータを保存するためには、別途料金が必要です。
理由②kindle端末は雑誌や写真集を読むのに向いていない
kindle端末は、雑誌や写真集を読むのに向いていません。
- 画面サイズが小さいこと
- フルカラーの雑誌も、モノクロに変換して表示されること
最新のkindle端末は、300ppiの高解像度を誇りますが、それでも読み取れる文字サイズには限界があります。（※2）
雑誌の小さな文字をずっと読み続けると、かなりのストレスを感じてしまうことが簡単に予想できます。
また、フルカラーの写真集もモノクロに変換されてしまっては、本の魅力も半減してしまいます。
これらの理由から、kindle端末で雑誌を読むことはほとんどないため、kindle端末のライブラリーに保存するのは、小説、ラノベ、漫画が中心になります。
そして、少なくとも小説、ラノベなどテキスト中心の本を保存するには8GBで十分です。
※2・・・無印kindle（エントリーモデル）の解像度は167ppiです。
32GBを必要とするのはどんな人？
「今読んでいる本」や「お気に入りの本」だけを端末に保存しておくようにして、他の購入済みの本はクラウドにのみ保存するようにしておけば、kindle端末自体に容量はそれほど必要ありません。
逆に32GBを必要とするのは、以下のような場合です。
- 漫画をたくさん読む
- いつも全てのデータを持ち歩きたい
- ライブラリーを整理するのが面倒
- 自炊したPDFをkindle端末で読みたい
これらの条件にいくつか当てはまれば、32GBを選ぶといいはずです。
kindleの容量の確認方法と不足した時の対処法
kindle端末のライブラリにある読まない本を、削除せずに使っていると、当然ですがいずれは容量が不足してしまうことになります。
できれば、読まない本は定期的に端末から削除することをおすすめします。
kindle端末の空き容量の確認方法
kindle端末の空き容量を確認する方法は2つあります。
- 設定＞端末オプション＞端末情報
- 設定＞端末オプション＞詳細設定＞ストレージ管理
「詳細設定」画面の場合、現在使用している容量も一緒に表示されます。
kindle端末の容量が不足した時の対処法
一般的に、端末の容量が不足した時、容量を増やす方法としてSDカードなど外部記憶装置を考えると思います。
しかし、kindle端末では、SDカードを認識させることができません。
なので、kindle端末の容量が不足したら、読まなくなった本などを削除するしかありません。
- 設定
- 端末オプション
- 詳細設定
- ストレージ管理
- アイテムを選択して削除
先ほどお話したように、ここで「アイテムを削除」しても、Amazonアカウントの「コンテンツと端末の管理」画面から、再ダウンロードすることができます。
また、kindleの操作性や反応速度は高いとは言えないので、一度にたくさんの本を削除するのは結構面倒です。
なので、定期的に削除しておきましょう。
まとめ
kindle端末の容量の選び方で重要なことは、以下の2点です。
- 自分がどういったジャンルの本を読むのかを把握すること
- 自分が読むジャンルの本が何冊保存できるのかを知ること
小説やラノベなど、テキスト中心の本を読む場合は、8GBで十分です。
漫画を中心に読む場合は、32GBを選ぶのもいいですが、おすすめは8GBを選んで読み終えた本や、読まない本を定期的に端末のライブラリから削除することです。
kindle端末では、SDカードを認識させることができないので、自炊したPDFを読む場合は、GoogleドライブやDropBoxといったクラウドサービスを外部記憶として利用するのもいいかもしれません。
以上、kindle端末の容量についてご紹介しました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました！
