kindleの防水性能はどこまで信頼できる?お風呂でまったり読書

こちらの記事では、kindle端末の防水性能について詳しく知ることができます。

具体的には「お風呂に浸かっても大丈夫なのか?」「どこまで信用できるのか?」「水没させてしまった時の対処法」といった疑問を解決することができます。

お風呂でkindle端末を使って読書しよう

防水機能がついたのはどの世代から?

kindle端末シリーズに防水機能が初めて搭載されたのは、第9世代のkindle oasisです。

その後、第10世代のkindle paperwhiteにも、防水機能がつきました。

防水機能がついているkindle端末(第9世代kindle oasis・第10世代kindle oasis・第10世代kindle paperwhite)
防水機能がついているkindle端末

エントリーモデルの無印kindleには防水機能はありません。

防水性能を表す指標「IPX8」とは?

kindle paperwhiteとkindle oasisは、どちらもIPX8の防水性を持っています。

IPX8」とは、IEC(国際電機標準会議)規格IEC60529に規定された、電子機器の防水性能に関する等級です。

「X」に続く数字は「0〜8」まであって、数字が大きいほど防水性能が高いことを示しています。

等級内容
IPX0特に保護されていない
IPX1鉛直から落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴Ⅰ型)
IPX2鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴Ⅱ型)
IPX3鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防雨型)
IPX4あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響がない(防まつ型)
IPX5あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない(防噴流型)
IPX6あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない(耐水型)
IPX7一時的に一定水圧の条件で水没しても内部に浸水することがない(防浸型)
IPX8継続的に水没しても内部に浸水することがない(水中型)
防水性を示す指標について

ちなみに「X」には防塵性能を示す数値が入ります(例:IP68 など)。省略する場合に「X」が使われます。

本当にお風呂で読んでも大丈夫?

kindle端末の防水性能で確認されていること
  • 深さ2mの真水に60分沈めても有害な影響がないこと
  • kindle端末を利用する可能性がある場所で防水試験を行なっている

防水機能のついたkindle端末なら、普通にお風呂で読むことに心配はいりません。充電口を特別に保護する必要もありません

誤って、浴槽の中に落としてしまっても、きちんと対処すれば大丈夫です。

しかし、故意に水をかけたり、水中で読むのは故障の原因になるのでやってはいけません

「IPX8」の防水性能を持っていたとしても、「常温の真水」以外の条件は想定されていません。

お風呂の浴槽の水は「常温ではない」ため、長時間、水没させたままだと故障の原因になります。

注意が必要な場所や物(風呂・温泉・プール・海・シャワー・サウナ)
注意が必要な場所や物

これらの「注意が必要な場所と物」では、長時間、液体に浸かるような使い方は避けるべきです。

あくまでも電子機器なので、故意に水をかけたり、水中での使用は避けましょう。

▶︎▶︎Kindle端末を公式ページで確認する

kindleを水没させてしまった時の対処法

水がかかってしまっただけの場合は、乾いた柔らかい布などで水滴を拭き取ります。

水没させてしまった場合

水没させてしまった場合は、カバーやケーブル類を外して、充電口を下にして乾かします。

この時、充電口に水気が残る場合は、側面を軽くたたくなどして、できるだけ水分を取り除きます。この時、布や綿棒などで直接充電口を拭くと故障の原因になるのでやめましょう

乾かす時は、ドライヤーや電子レンジなどの温熱機器を使わず、風通しのいい場所で、しっかりと乾くまで放置します。

特に、充電口が確実に乾ききるまで、充電しないようにします。

海水、洗剤、プールの水など、真水以外の液体に、kindle端末が浸かってしまった場合は、すぐに真水で洗い流してから、乾いたやわらかい布で水気を拭き取り、風通しのいい場所で乾かします。

水没による故障は1年間限定保証で対応してもらえる?

kindleには1年間の限定保証がついています。

保証期間内で、なおかつ、防水機能付きの端末ならば、水没による故障にも対応してもらえるようです。

本限定保証の対象は、事故、誤使用、懈怠、火災またはその他の外的要因による損傷、改変、修理または商業目的の利用以外における端末のハードウェアのコンポーネントのみに限定されますが、水濡れによるハードウェアのコンポーネントへの損害を除外するものではありません

引用:Amazonデバイス 1年間限定保証(防水機能搭載端末)

と規約にあります。

実際には、水没してしまった時の状況により、対応が変わるかもしれないので、下記のカスタマーサービスで確認してみてください。

1年間限定保証に関するお問い合わせ先

アマゾンジャパン合同会社

住所:〒153-0064 東京都目黒区下目黒1-8-1

 Amazonの公式サイトへ

さらに、水没による故障に対する根本的な対策として、延長保証プランがあります。(※1)

延長保証なら水没だけでなく、落下など不注意による故障でも一度だけ、新品と無料交換してもらえます。

延長保証について詳しくは「kindleの延長保証プランには入るべき?」が参考になります。

※1・・・延長保証プランは、端末を購入してから30日を過ぎると申し込むことはできません。

▶︎▶︎Kindle端末を公式ページで確認する

まとめ

kindle端末の中で、防水機能がついているのは以下の3つです

  • 第9世代kindle oasis
  • 第10世代kindle oasis
  • 第10世代kindle paperwhite

kindle端末の防水性能は「IPX8 」で、お風呂でも安心して使うことができます。

しかし、あくまでも「常温の真水」を想定しているため、わざと湯船につけたり、シャワーをかけたりすることは避けましょう。

そして、水没させてしまった場合は、速やかに水気を取り、風通しのいい場所でしっかりと乾燥させてください。

以上、「kindle端末の防水性能」に関してご紹介しました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!