電子書籍リーダーといっても、大きく分けても3種類の端末があります。
それぞれに、メリットとデメリットがあるので、自分がどんな風に電子書籍リーダーを使いたいかによって、選ぶべき端末も変わってきます。
そこで、こちらの記事では、電子書籍リーダーの種類、特徴、選ぶポイント、そして、おすすめについてご紹介していきたいと思います。
目次
電子書籍リーダーの種類
電子書籍リーダーには、大きく3つに分類することができます。
- 電子書籍専用端末
- Android搭載の電子ペーパータブレット
- 多機能で高性能のタブレット
ちなみに、スマホやパソコンでも、アプリをダウンロードすれば電子書籍データを表示することができます。この場合、用いるアプリのことを「電子書籍リーダー」と呼ぶこともできますが、こちらの記事では除外して考えます。
電子書籍専用端末
名前通り、電子書籍の閲覧のみを目的として作られた端末です。
本来、電子書籍リーダーといえば、電子書籍専用端末のことを意味していましたが、アプリを使うことで、スマホ、パソコン、タブレットでも電子書籍データを表示できることになったことで、「電子書籍リーダー」の定義も変わってしまいました。
電子書籍専用端末としては、kindle端末とkobo端末があまりにも有名です。
そもそも、「なぜ専用端末なのか?」「ちょっとくらい汎用性を持たせてもいいんじゃないか?」と思ってしまいますが、これには「電子ペーパーの特性」が大きく影響しています。
詳しくは、「2020年最新!!「Kindle端末 VS kobo端末」電子書籍専用端末を徹底比較」をご覧ください。
Android搭載の電子ペーパータブレット
電子書籍専用端末と同じように、ディスプレイに電子ペーパーを用いながら、OSにAndroidを搭載することで、少しだけ汎用性を持たせた端末があります。
ちなみに、電子書籍専用端末のOSは、Androidと同じくLinuxをベースにしていますが、Androidとは別の独自OSです。
正式な名称はないみたいですが、「Android搭載の電子ペーパータブレット」「Einkタブレット」などと呼ばれています。
有名なブランドとして「Boox」と「Likebook」があります。どちらもあまり聞き馴染みのないブランドだと思います。
今後、電子ペーパーが本格的にフルカラー対応していくことが予想できますが、実現した時、認知度とシェアを大きく伸ばす可能性のある端末です。
詳しくは、「Android搭載の電子ペーパータブレットを比較」をご覧ください。
多機能で高性能なタブレット
iPadを代表とする、多機能で高性能なタブレットです。
上記の2つと差別化しつつ、ざっくりと特徴を言うならば、「液晶ディスプレイを用いた高性能タブレット」です。
動画、ゲーム、音楽、勉強や仕事など色々なことに使えるように、強力なCPUと大容量メモリを搭載した端末です。
他にも、SDカードスロットやスタイラスペンなど、便利なインターフェイスが標準で備わっている端末も少なくありません。
電子書籍リーダーとしてメインに使うには、少々もったいないほどの性能ですが、動画やゲームなど色々なことに使いたい人におすすめできる端末です。
「多機能で高性能なタブレット」はブランドだけでも種類がたくさんあります。
主なブランドには、
- iPad
- Fire
- Huawei
- Lenovo
- ASUS
- NEC
- Dragon Touch
- Acer
などがあります。
おすすめの電子書籍リーダー厳選3選!
電子書籍リーダーを選ぶためには、「どんな本を読みたいか」「どんなことに使いたいか」を決める必要があります。
とはいえ、なかなか決められないこともありますよね。
そこで、迷った時に、「これをまずは選んで欲しい」というおすすめ端末を3つご紹介します。
おすすめ①kindle paperwhite
- 目に優しい
- 低価格
- 防水機能
1万円台の価格で手にはいる電子書籍専用端末です。
漫画を中心に読むには、若干心配な面もありますが、小説やビジネス本などテキストベースの本を読むなら、ダントツで一番おすすめできる端末です。
通常価格でも1万円台の価格で、セールではさらに2,000~3,000円ほど安くなることもあります。
まずは、kindle paperwhiteで電子書籍を読んで見て、漫画をもっと快適に読みたくなったり、他にも動画視聴、ゲーム、勉強や仕事に使いたくなったら、もう一台別のタブレットを手にいれるのはいかがでしょうか?
kindle端末についてもっと詳しく知るには「kindle端末のまとめ記事」からご覧ください。
おすすめ②Lenovo Tab4 8 Plus
- 64GBの大容量
- 高解像度のIPSディスプレイ
- マルチユーザー機能とキッズモード
2万円台の価格で手に入る多機能な高性能タブレットです。
8インチの高画質ディスプレイにより、漫画を快適に読むことができます。
OSにAndroidを搭載しているため、GooglePlayから自分の好きなストアアプリをダウンロードして電子書籍を読むことができます。
「子供に電子書籍を読ませてあげたい」「家族で安心して端末を共有したい」というニーズにぴったりな端末でもあります。
価格帯としては、割と安い部類に入るため、他の高価格帯の端末と比べると性能面ではどうしても劣りますが、何をするにしても平均点以上を出すオールラウンダーな端末と言えます。
まずは、Tab4 8 Plusで色々なことを試してみて、自分が本当に必要な機能がわかったら、それに特化した端末を手にいれるのはいかがでしょうか?
おすすめ③Boox Nova2
- 目に優しい
- ストアが自由に選べる
- 漫画を読むのに最適な画面サイズ
- スタイラスペンを使った手書き入力機能
Androidを搭載した汎用性のある電子ペーパータブレットです。
小説と漫画の両方を読むための電子書籍リーダーを選ぶなら、一番おすすめです。
電車の中など、外出先のちょっとした時間を使って、勉強や仕事をするのにも最適なサイズです。
ただ、家で長時間勉強する時や、A4サイズの資料を読むなら、10インチの高価格帯の端末がおすすめになってきます。
Einkタブレットについて、もっと詳しく知るには「Android搭載の電子ペーパータブレットを比較」をご覧ください。
テーマ別おすすめ特集
番外編として、テーマ別におすすめの端末をご紹介していきます。
テーマ①サイズ別に端末を選ぶ
テーマ②容量別に端末を選ぶ