kindle端末にカバーは必要かどうかで迷っていませんか?
「スマホやタブレットにはカバーをつけているからkindle端末にも必要だろう」と安易な気持ちでカバーをつけてしまうと、せっかくのkindleの軽さを損なってしまうだけになるかもしれないですよ?
なぜなら、外に持ち出すことを前提としているスマホやタブレットと違って、kindle端末は家の中だけで使う人も少なくないからです。
そこで、こちらの記事でカバーをつける理由や、カバーをつけない理由について把握して、ちゃんとした根拠を元にカバーをつけるかどうかを判断していただければと思います。
目次
キンドルにカバーは必要?それとも不要?
まずは、kindle端末にカバーを必要とするユーザーと不要とするユーザー、それぞれの理由についてご紹介していきます。
必要派のユーザーの意見
- 画面が破損するのを防ぐため
- 画面や本体に傷や指紋がつくのを防ぐため
- 見た目をオシャレにするため
- カバーの付加価値を得るため
電子ペーパーは深い傷がついたら文字が判別できなくなる
電子ペーパーを開発する最大手企業「E ink社」の公式サイトによると、kindle端末の画面に使われている電子ペーパーは耐衝撃性があり破損に強いという特徴があります。
しかし一方で、1年間kindle端末を使用したユーザーの感想の中には、「鞄の中に入れて持ち運んでいたら画面に傷がついた。」というものがありました。
不確かな情報も含まれますが、一定の深さ以上の傷がつくと、文字や画像を全く判別することができなくなるようです。
kindle端末を長く使い続けたいならば、圧迫や傷に対して注意した方がよさそうです。
キンドル端末の本体に傷がつくのを防ぐ
kindle端末の本体に傷や指紋がついても、本を読むことに直接的な影響は少ないですが、普通はできる限り綺麗な状態で使いたいと思うはずです。
鞄にいれてkindle端末を持ち運ぶ場合、カバーをつけていないと傷だらけになることは避けられないでしょう。
最悪の場合、圧迫されて画面が破損することも考えられます。
鞄にいれるときだけは、カバーまたはスリーブケースを使うことを強くおすすめします。
見た目をオシャレにするため
kindle端末の本体カラーのバリエーションは多くありません。基本1色または2色で、ブラックとホワイトのみです。もっとも種類が多いkindle paperwhiteでも4色だけです。
周りにkindle端末を持っている人がいると、どれが自分のかわからなくなるのは不便ですよね。
また、kindle端末はシンプルなデザインもあって、新品を開封して初めて手に持っても、高揚感が薄いという声が少なくありません。
カバーの付加価値
カバーの付加価値には次のようなものがあります。
- オートスリープ機能
- 防水機能
- スタンド機能
オートスリープ機能は、カバーの開け閉めで、画面のON/OFFが切り替わります。電源ボタンを押さずに起動させることができて、閉じたら画面もOFFになるのでバッテリーの無駄遣いを抑えることができます。
第10世代のkindle paperwhiteとkindle oasisには防水機能がついていますが、kindle(エントリーモデル)には防水機能がありません。
そんな時は、防水ケースに入れることで、お風呂でもkindle本が読めるようになります。
そして、カバーの中にはスタンド機能がついたものがあります。机などに立てて置くことができるようになるので、例えばレシピ本を見えやすいように表示しながら、料理を作ることができるようになります。
不要派のユーザーの意見
- カバーをつけると重くなるため
- 防水機能があっても、カバーをはずさないと意味がなくなる
- カバーをつけても落としたら壊れるため
カバーをつけたら重くなる
kindle端末の大きな特徴の一つにコンパクトさがあります。小さくて軽いので、持ち運ぶときも、横になってkindleを保ち続けるときも、「軽いこと」はとてもいいことなのです。
kindle端末の重さは180gくらいです。これにカバーの重さ(100〜150g)が加わると、およそ1.2〜1.8倍の重さになります。
元が軽いだけに、100g増えただけでも大きく変わるはずです。
防水機能の意味がなくなる
kindle端末に防水機能があっても、カバーには防水性能はありません。中には水に強い素材を使っているカバーもありますが限度があります。
そのため、お風呂でkindle本を読む時は、いちいちカバーを取り外さないといけなくなります。
カバーをつけても壊れる時は壊れる
また、カバーをつけない理由に、「どうせ落としたら壊れるときは壊れる」というものがありました。
確かに、カバーを開いた状態で床に落ちた衝撃を直に受けてしまうと画面が破損する可能性は高くなります。そして、誤って落としてしまうとすれば、手に持ってカバーを開いている時の方が多そうです。
以上、「必要とする意見」と「不要とする意見」についてでした。
総括については、最後に触れるとして、次にカバーを選ぶとしたら、どういったことに気をつければいいのか、7つのポイントをご紹介したいと思います。
カバーの選び方
- 価格
- サイズ
- 見た目
- 素材
- 重量
- 留め具
- 付加機能
ポイント①価格
kindleのカバーの価格は、1,000円未満の安いものから、4,000円以上する高価なものまであります。
kindleの純正カバーの価格は、3,000円〜4,000円割と高めです。
Amazon純正以外のカバーであれば安く買うことができますが、1,000円を切るような安いカバーはおすすめしません。
レビューを見ていただければわかりますが、角がすぐに欠けてしまうので、品質に不満を感じてしまうはずです。
純正以外のカバーを選ぶなら、2,000円前後のカバーがおすすめです。
ポイント②本体サイズ
kindleの本体サイズは、端末ごとだけでなく、世代ごとに違います。
基本的に世代が新しくなるごとにサイズが小さくなっています。
そのため、端末ごとに専用のカバーを選ぶのはもちろん、同じ端末でも旧型から新型に買い換える場合であっても、カバーを買い換える必要があります。
ポイント③見た目
kindle端末のカラーバリエーションは3〜4種類と多くはありません。
カバーには純正以外のものを含めると、「かわいい」「おしゃれ」なカバーがたくさんあります。
選択肢が増えますが、オリジナリティを出しやすくなります。
ポイント④素材
kindleのカバーの素材には、主にレザー製のものと、ファブリック製のものがあります。
素材によって、機能や触り心地が異なりますが、好みで選んで大丈夫です。
ただ、注意することは、カバーには撥水性はあっても防水性はほとんどないことです。
そのため、例え第10世代のkindle端末に防水機能(※1)があっても、お風呂でkindle端末を使うときは、基本的にカバーは外すことになります。
※1・・・kindle(エントリーモデル)には防水性能はありません。
ポイント⑤重量
kindleは長時間の読書のための端末です。常に端末を持ち続けるためには、軽さはとても重要です。
特に、寝ながらkindleで本を読みたい人は、「重量」にはこだわる必要があります。
kindle端末の重さは180gくらいです。これにカバーの重さ(100〜150g)が加わると、およそ1.2〜1.8倍の重さになります。
ポイント⑥留め具
カバーの留め具には、「マグネット式」と「ストラップ式」があります。
マグネット式よりも、ストラップ式の方が、しっかりと留めることができますが、その代わり少しだけ開きにくくなります。
kindle端末のカバーの留め具のほとんどは「マグネット式」です。
ポイント⑦付加機能
付加機能には、次のようなものがあります。
- スタンド機能
- オートスリープ機能
- 防水機能
ほとんどのカバーにオートスリープ機能がついています。防水機能があるのは、厳密にはカバーではなくケースのみになります。
そして、エントリーモデルのkindle以外、元々防水機能があるので、防水ケースをつける意味はありません。
おすすめは、スタンド機能とオートスリープ機能がついたカバーです。
以上、kindle端末のカバーの選び方についてご紹介してきました。
続いて、kindle端末の純正カバーと純正以外からおすすめを厳選して、ご紹介していきたいと思います。
kindleの純正カバーと厳選おすすめカバー
カバーを選ぶ際に注意するべきことは、異なる端末のカバーは使うことができないということです。
例えば、kindle paperwhite(第10世代)用のカバーを、kindle paperwhite(第7世代)や、kindle oasis(第10世代)に使うことはできません。
もちろん、純正以外のカバーでも同じです。
「第10世代用のカバーを買ったのにkindle端末が入らない」といった声がちらほらとあります。
購入の際は、対応端末に十分気をつけてください。
それでは、kindle paperwhite(第10世代)向けのおすすめカバーからご紹介していきます!
純正カバーは基本、ファブリック、レザー、プレミアムレザーの3種類です。
kindle paperwhite(第10世代)用カバー
純正以外のブランドとして、「WALNEW」と「kwmobile」がおすすめです。
WALNEWは、価格、品質、デザインにおいて、ちょうどいいブランドです。中には1,000円を切る安いカバーもありますが、品質もそれなりに悪くなるので、2,000円くらいのものがおすすめです。
kwmobileは、価格はAmazon純正ほどではなくとも、それなりにします。しかし、スタンド機能とストラップ機能の両方を備えた多機能性と、オシャレなデザインが特徴です。
純正のシンプルなデザインがしっくりこない人におすすめです。
注:下の表は横にスクロールできます。
ファブリックカバー | レザーカバー | プレミアムレザーカバー | 多機能カバー | オシャレなカバー | |
---|---|---|---|---|---|
商品画像 | |||||
ブランド | Amazon純正 | Amazon純正 | Amazon純正 | WALNEW | kwmobile |
価格 | 3,680円 | 4,670円 | 6,680円 | 1,850円 | 3,030円 |
カラー | 3種類 | 4種類 | プレミアムレザー | 9種類 | 3種類 |
素材 | ファブリック | レザー | プレミアムレザー | PUレザー マイクロファイバー | 不明 |
重量 | 不明 | 不明 | 不明 | 130g | 120g |
留め具 | マグネット式 | マグネット式 | マグネット式 | マグネット式 | マグネット式 |
防水機能 | △ | × | × | × | × |
スリープ機能 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
※価格は記事投稿時点のものです。
kindle oasis(第10世代)用カバー
純正以外のブランドとして、「Fintie」と「kwmobile」がおすすめです。
Fintieは、海外のカバーブランドです。価格に大きな幅があって、1,000円を下回るものから、なぜか5万円を超えるものまであります。
カラーデザインの違いで、価格がかなり変わるみたいなので、購入する時は十分注意してください。
kwmobileは、価格はAmazon純正ほどではなくとも、それなりにします。しかし、スタンド機能とストラップ機能の両方を備えた多機能性と、オシャレなデザインが特徴です。
純正のシンプルなデザインがしっくりこない人におすすめです。
注:下の表は横にスクロールできます。
ファブリックカバー | レザーカバー | プレミアムレザーカバー | 多機能カバー | オシャレなカバー | |
---|---|---|---|---|---|
商品画像 | |||||
ブランド | Amazon純正 | Amazon純正 | Amazon純正 | Fintie | kwmobile |
価格 | 4,980円 | 5,980円 | 7,480円 | 1,780円 | 2,320円 |
カラー | 3種類 | 4種類 | プレミアムレザー | 2種類 | 1種類 |
素材 | ファブリック | レザー | プレミアムレザー | PUレザー マイクロファイバー | PUレザー |
重量 | 不明 | 不明 | 不明 | 181g | 不明 |
留め具 | マグネット式 | マグネット式 | マグネット式 | マグネット式 | 不明 |
防水機能 | △ | × | × | × | × |
スリープ機能 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
※価格は記事投稿時点のものです。
無印kindle(第10世代)用純正(認定)カバー
下の表は横にスクロールできます。
ファブリックカバー | caseable designs(認定品) | 多機能カバー | |
---|---|---|---|
商品画像 | |||
ブランド | Amazon純正 | caseable | Fintie |
価格 | 3,380円 | 1,980円 | 1,380円 |
カラー | 4種類 | 2種類 | 1種類 |
素材 | ファブリック | マイクロファイバー | PUレザー マイクロファイバー |
重量 | 不明 | 不明 | 140g |
留め具 | マグネット式 | マグネット式 | マグネット式 |
防水機能 | × | × | × |
スリープ機能 | ○ | ○ | ○ |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
※価格は記事投稿時点のものです。
以上、おすすめのカバーをご紹介しました。
最後に、おまけではないですが、カバーをつけていると、意外と外せなくなることってありますよね。
そんな時のために、簡単にカバーを外す方法についてご紹介しておきます。
「カバーが取れない」簡単な外し方
カバーをつけていると、知らない間に、本体とカバーの隙間に細かいものが入り込んでしまいます。
カバーを外して綺麗にしようとしたとき、指だけでは意外と外れにくかったりします。
そんなときは、「プラスチック製のカード」を使うと、簡単にカバーを外すことができます。
やり方は、本体とカバーの隙間にカードを挟み込んで、持ち上げるだけです。
まとめ
ここで、もう一度kindle端末に「カバーは必要だ」という理由と、「カバーは必要ない」という理由をまとめてみます。
- 画面が破損するのを防げる
- キズや指紋が付くのを防げる
- スリープ機能が便利
- 見た目がオシャレになる
- 画面が破損するのを防ぐなら保護フィルムで十分
- お風呂で読むのに邪魔になる
- カバーの重量だけ重くなる
最も大きな判断材料になるのは「kindle端末を外に持ち出すかどうか」です。
基本的に家の中だけで使うならカバーは必要ないです。もし付けるとするならば「オートスリープ機能」を使いたい場合のみです。
また、念のために「延長保証プラン」と「保護フィルム」をつけておくことをおすすめします。ちなみに、保護フィルムは低反射素材のものを選びましょう。
反射する素材だと寝転がって読んだ時に、部屋の照明が反射してしまいます。
そして、通勤中など、頻繁に外に持ち出すならカバーかスリーブケースが必要です。
個人的には、カバーではなくスリーブケースをおすすめします。その理由は、kindle端末の軽さを損なわなくて済むからです。
また、中には「kindle端末は、定期的に買い替えながら使っていくものだ」という考え方をするユーザーもいます。
確かに、kindle端末はスマホやタブレットと比べて安いという利点があります。しかも、短い期間で改良が施されるため、2年もすると全く違うデバイスになっていることだってありえます。
結局のところ、人によって、kindle本の読み方や、優先したいことが違うので、全てのユーザーに対して「必要」か「不要」かを単純に決めることは難しいです。
どうしても決めきれないようでしたら、まずはカバーなしで使ってみて、必要性を感じたらカバーをつけてみてはいかがでしょうか?
以上、「kindle端末のカバーの必要性」に関してご紹介しました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!